【徹底解説】音楽初心者のためのアカペラの始め方 – 記事まとめ
はじめまして、おたべです!
この記事では、全くの音楽初心者が「アカペラ」を始めるための手順について、読んでほしい記事をまとめています。
それぞれ記事のリンクを貼っているので、合わせてご覧ください。
※記事は随時追加予定です。
目次
アカペラってなに?
アカペラは「楽器を使わない演奏形態」のことを指します。
ルーツは教会音楽。
神様への祈りがきちんと聞こえるように、演奏を最低限にしてシンプルにしよう!という、極力楽器を使わない簡素な教会音楽を「アカペラ」と呼んでいました。
今ではそれが転じて「楽器を使わない演奏形態=アカペラ」とされています。

アカペラの仕組み
アカペラでは、通常楽器が担当している「伴奏」も、声のみで演奏します。
音楽を構成する3要素
音楽は「メロディ」「ハーモニー」「リズム」の3つの要素で出来ています。
アカペラでは、
- メロディを担当する人(リードボーカル)
- ハーモニーを作る人(コーラス&ベース)
- リズムを担う人(ベース&ボイパ)
と、それぞれのメンバーが各要素を担当して演奏することで、楽器を使わずに音楽を成立させています。

アカペラのパートと役割を知ろう
アカペラを始めるにあたって、自分がどのパートを担当するかを決める必要があります。
パート選びには「音域(歌声の高さ)」が重要です。自分の音域に合わせたパートを選びましょう。
・【パート別】アカペラで使う音域一覧【初心者向け】
それぞれのパートの役割については、こちらに詳しくまとめています。

アカペラグループを組む
最近は、多重録音を駆使して一人でアカペラを演奏することもできるようになりましたが、一般的に5〜6人で演奏されます。
自分のパートが決まったら、アカペラグループを組みましょう。
サークルに所属する
まずは、近くでアカペラサークルがないか探してみましょう。
自分で一から人を集めるのは大変ですし、これからアカペラを始めたいのであれば、初心者が集まるよりも経験者とグループを組むほうが絶対的にオススメです。
TV番組「ハモネプ」の影響で、ほとんどの大学にはアカペラサークルがあると思いますし、最近では、社会人アカペラサークルも増えてきました。


ネットなどを使って、近くにアカペラサークルがないか、探してみてください。
SNSやネット掲示板でメンバーを集める
近くにアカペラサークルがない場合は、SNSやネット掲示板を使ってメンバーを募ります。
Twitterのほか、ジモティーを活用するケースも多いようです。
アカペラで歌いたい曲を決める
アカペラグループが組めたら、アカペラで歌う曲を決めます。
自分が歌いたい曲を歌うのが一番ですが、曲によって難易度が高かったり、原曲と全く違う編曲・アレンジもあるので、注意が必要です。
初心者にオススメのアカペラ曲
いくつか初心者向けの曲を紹介しています。Youtubeで参考音源も載せているので、参考にしてみてください。


アカペラ用の楽譜を購入できるサイト
アカペラ用の楽譜が購入できる代表的なサイトをご紹介します。
この他、アカペラ楽譜集などもたくさんあります。ぜひ探してみてください。
編曲・アレンジに挑戦しよう!
慣れてきたら、自分が歌いたい曲を自分のイメージに合わせて「編曲・アレンジ」しましょう。
アカペラ編曲・アレンジの仕方については、こちらの本で非常に詳しく解説されています。
市販のバンドスコアを使った裏技的なアレンジの手法もあります。

アカペラに必要なもの
楽譜の準備が出来たら、いよいよ練習です。
ピッチパイプやキーボードを揃える
楽譜の他、必要なものは以下の通り。
- メンバー
- 楽譜
- キーボード(あるいはピッチパイプ)
- 練習場所(音楽スタジオなど)
「ピッチパイプ」とは円形の笛のようなものです。歌い初めに、曲の基準になる音を確認するために使います。
キーボードがあれば音取りは出来ますが、グループでひとつはピッチパイプがあるほうがいいと思います。
アカペラ界でよく使われているキーボード
おすすめのスタジオ
高田馬場と大阪天王寺には、アカペラ専用のスタジオがあります。

ここ以外でも、バンド用の音楽スタジオやカラオケなどでも練習できます。
防音で、5〜6人が余裕を持って入れる広さの場所を探しましょう。
さぁ!練習してハモってみよう!
必要なものが揃ったら早速練習です。
まずは「音取り」をしてみる
楽譜を使って、自分の歌うパートの音を確認し、きちんと歌えるようにすることを「音取り」と言います。
アカペラでは、1パート1人が基本です。
みんなでハモる前に、自分一人でも自分のパートを歌えるように練習しておきましょう。
・オススメは「移動ド」での音取り
みんなでハモってみよう!
自分のパートの旋律が確認できたら、みんなで集まって歌います。
それぞれが異なる旋律を歌うことで、ハーモニーが生まれ、アカペラとして音楽になります。
詳しい練習方法や、上手くなるための心得&具体的なテクニックについては、こちらの本でわかりやすく解説されています。
おわりに
せっかく練習したからには「アカペラライブ」に出演しましょう。
今は大きなアカペライベントがたくさんあります。
・【随時更新】関西のアカペライベントをまとめてみる
ライブハウスを借りてライブを企画することもできます。

他にも自分にあったマイクを探したり、ステージパフォーマスにこだわったり、アカペラは非常に奥が深いです。
ぜひ皆さんも、アカペラ楽しんでみてくださいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。