3.おすすめのアカペラ曲

アカペラ初心者におすすめ!簡単で歌いやすい曲まとめ

アカペラを始めたばかりの頃は、どんな曲を歌えばいいのか、楽譜はどうすればいいのか、パート分けはどうすればいいのかなど、わからないことがたくさんあります。

 

本記事では、そんなアカペラ初心者さんにもおすすめの、比較的ハモりやすい、歌いやすく簡単な曲をいくつかご紹介したいと思います。

 

あくまで個人の経験に基づくものですので、人によっては歌いにくいと感じるものもあるかもしれませんが、そんな時は迷わず他の曲にチャレンジしてください。

 

アカペラのアレンジは、相性によるところも非常に大きく、誰でも必ず簡単に歌えるという楽譜はありません。また、はじめからうまくはいかないというのも、何事にも通ずる部分だと思います。

 

簡単な曲なはずなのに上手に歌えない、と必要以上に落ち込むことなく、楽しみながら練習してみてください。

知っている曲の中から選ぶ

はじめのうちは、自分が知っている曲を選びましょう。サビだけでなく、Aメロも出来るだけ歌える曲がいいと思います。

 

今回は、世の中的にも有名な曲で、かつ楽譜も比較的簡単に手に入る初心者向けの曲をご紹介します。

夜空ノムコウ

こちらは2001年発売の「ハモネプスタートブック トレーニングCD付 ハモってみよう!!」にも収録されており、初心者向けの曲としては非常に有名な曲です。

 

テンポもゆっくりで、コーラスもロングトーン中心に組み立てられています。はじめてアカペラに挑戦する、あるいはまだハモることに慣れていない方は、こういったゆったりした曲が歌いやすいのではないでしょうか。

 

▼参考音源(スタートブックのアレンジとは違いますが…)

世界に一つだけの花

こちらは2011年発売の「アカペラ・パーフェクト・ブック」に収録されています。

 

夜空ノムコウと同じく、比較的落ち着いた曲調で、ロングトーンや字ハモなど、アカペラの基本的なコーラスワークを体験することが出来るアレンジです。(ボイパはちょっと難しいかもしれないので、自分が出来る範囲でアレンジしてみてください)

 

▼参考音源

空も飛べるはず

こちらは「エレヴァートミュージック エンターテイメント【合唱楽譜・器楽系楽譜出版販売】オンラインショップ」で楽譜を購入できるスピッツの楽曲。発表以来、CMソングや小学校での合唱の授業で使われるなど、老若男女問わず愛されています。

 

今回は、Youtubeにもたくさんの演奏音源が公開されている「うた☆ハモ!」の中からピックアップさせていただきました。

 

イントロ後半やAメロで使われているベルトーン(コーラスが一人ずつバラバラに歌い、ベルのように音を重ねていくアレンジテクニック)が非常に印象的で、アカペラらしいハーモニーを感じることが出来ると思います。前述の2曲に比べると、少しだけ難易度が高いかもしれませんね。

 

▼参考音源

Stand By Me

言わずと知れたアカペラスタンダードナンバー。同名の映画の主題歌であったことは知らなくても、この曲のイントロ部分は聞いたことがあるという人がほとんどではないでしょうか。繰り返しが多く、シンプルで歌いやすい楽曲の代表曲といえるでしょう。

 

まだ日本でアカペラがここまで盛んでなかった頃は、この曲をみんな耳コピ(耳で聴いた音をそのまま歌う)でハモっていたらしいですよ。

 

▼参考音源:Rockacapella

アカペラ用に作られた曲の中から選ぶ

ここからは少し趣向を変えて、アカペラで歌うことを前提に書かれた曲をいくつか紹介します。

 

これらはアカペラ用に書かれた曲だけあって、アカペラらしいハーモニーを感じることが出来、かつ人が歌う前提で作られているため、歌いやすいフレーズを中心に作られていることが特徴です。

ひとり

ご存知ゴスペラーズの代表的な楽曲。「愛してる~」から始まるこの曲は、世代を超えてアカペラーに愛され続けている楽曲です。愛されすぎてライブで見る機会は逆に少なくなったように思いますw

 

サークルの先輩から受け継ぐなど、楽譜さえ手に入るのであれば、まずはこの曲からはじめてみるのは、非常に良い判断だと思います。

 

▼参考音源

 

しあわせもあこがれも

こちらは一般的には知らない曲だと思います。プロアカペラグループ”TRY-TONE”の楽曲で、アカペラーであれば、全員といっても過言ではないくらいの知名度を誇る楽曲です。

 

TRY-TONEは、ジャズアカペラを歌うグループなので、こちらも要所要所にジャズの和音が使われており、初心者がいきなり歌うには少し難しいかもしれません。しかし、たくさんのアカペラーに愛されている曲だけあって、練習さえすれば歌えるように、絶妙の難易度で作られています(そんなつもりで書かれた曲ではないと思いますが)

 

ぜひJ-POPのカバーだけでなく、こういったアカペラ曲にも挑戦してみてください。

 

▼参考音源

Longest Time

最後は洋楽を一つ。こちらもアカペラスタンダードナンバー「Longest Time」です。ビリージョエルの楽曲で、バラエティ番組のBGMとして使われたりしています。

 

一度聞くだけで覚えてしまう印象的なサビのフレーズと透き通るハイトーンボイスがこの曲の持ち味です。学生でこの曲を歌っているグループは、ほとんど見たことがありませんが、ベテランのアカペラーならほとんどみんなが歌える有名な曲。もし社会人イベントでセッションをする機会があれば、この曲を歌うと盛り上がると思います。

 

▼参考音源

ちょっと難しいけどやりがいのある曲たち

チェリー

夜空ノムコウと同じく「ハモネプスタートブック トレーニングCD付 ハモってみよう!!」にも収録されているこの曲。たくさんのアカペラグループに歌われています

 

参考音源として「エレヴァートミュージック エンターテイメント【合唱楽譜・器楽系楽譜出版販売】オンラインショップ」で楽譜を購入できるアレンジを紹介します。

 

▼参考音源

 

この曲のなにが難しいかというと”リズム”です。

 

よく聞いてみてください。前に紹介している「世界にひとつだけの花」や「空も飛べるはず」と違って、ちょっと跳ねた感じがしませんか?ベースの音をよーーく聞いてみると、他の曲よりもリズミカルで細かい感じがすると思います。

 

詳細な説明は割愛しますが、他に紹介した曲が”ストレート”のリズムに対して、これは”シャッフル”と呼ばれるリズムで構成されています。跳ねた感じのリズムのことです。

 

実はこのシャッフルの曲は、はじめてアカペラをする時にはちょっと難しく感じると思います。特にベースとボイスパーカッション担当の人は、苦戦する場合が多いです。コーラスパートの人も、同じくで、ロングトーンを歌いつつ跳ねた感じを感じながら歌う必要があります。

 

これが「ちょっと難しいけど、やりがいがある」とした理由です。

 

ぜひ、挑戦してみてください。きっと上手くいかないもどかしさの先にある、アカペラの奥深さと楽しさを感じることが出来ると思いますよ。

歩いて帰ろう

これも前述のチェリーと同じ、とても軽快で楽しい曲ですが、やってみると意外と難しいと思われる曲です。シャッフルと呼ばれる跳ねたリズムの曲に挑戦してみたいときは、とても勉強になる一曲だと思います。

 

実は僕も、下に紹介しているBaby Booのアレンジを聴いて、さっそくこの曲に挑戦し、撃沈した一人ですw

 

でも、とても楽しく歌うことが出来ました。ぜひ挑戦してみてください!

 

▼参考音源

アカペラでゆこう

最後は、曲名にも”アカペラ”と入っているアカペラ界でド定番の楽曲。ジャズアカペラグループTRY-TONEの代表曲です。

 

この曲は、リズムもハーモニーも非常に難易度が高いです。楽譜こそネットで購入することが出来ますが、歌うにはたくさんの練習と高いハーモニー感覚が求められます。

 

ただし「しあわせもあこがれも」と同じく、定番曲だからこそやってみる価値はあると思います。たくさんのアカペラーが集まって大合唱する「アカペラでゆこう」は圧巻です。そして、たくさんのアカペラーに愛されるには、それ相応の理由があります。

 

こちらもぜひ挑戦してみてください。

 

▼参考音源

楽譜が買えるサイト

今回ご紹介した曲や、それ以外のアカペラ譜に関しても、今は、ネットで簡単に楽譜を購入することが出来ます。いくつか参考にできるサイトをご紹介します。

 

 

アカペラの楽譜を購入する際は、「構成が正しいか(何人グループ用?混声?ボイパの有無等)」は最低限注意しましょう。MIDIやmp3などで、参考音源も一緒にダウンロード出来るのを選ぶのもポイントです!
わからない場合は、経験者の人に相談してから買うのが良いと思うわ。

 

ちなみに、「アカペラ用の楽譜」は必ずしも購入する必要はありません

 

歌いたい曲が上記のサイトに用意されているかはわかりませんし、アレンジも汎用的なものになっているので、自分のイメージを合わないこともしばしば…

 

そんな時は、自分たちで「編曲(アレンジ)します。

 

サークルには大概「アカペラアレンジ(=楽器用の曲をアカペラ用の楽譜に直すこと)」が出来る人が一人くらいはいます。

 

まずはメンバーに希望を伝えてみましょう。候補がいくつかあると良いですね。

 

自分のイメージに合ったアレンジが出来るようになると、歌いたい曲を歌いたいようにアカペラで歌うことが出来るようになります。ぜひいずれ挑戦してみてください。

>関連記事:全くのアカペラ初心者でも自分でアレンジが出来るようになる方法

まとめ

いかがでしたでしょうか。やってみたい楽曲はありましたか?

 

改めて、本記事で紹介した楽曲をまとめます。

  • 夜空ノムコウ
  • 世界に一つだけの花
  • 空も飛べるはず
  • Stand By Me
  • ひとり
  • しあわせもあこがれも
  • Longest Time
  • チェリー
  • 歩いて帰ろう
  • アカペラでゆこう

 

後半にご紹介した曲は、簡単そうに見えて実は難しいチャレンジ曲です。ぜひ少し慣れてきたら挑戦してみてください。きっとハーモニーの魅力に取りつかれてしまうことと思います。

 

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ABOUT ME
しげ(ボーカルパーカッション)
学生時代からアカペラサークルで活動し、ライブ企画やイベントスタッフを経験。「歌がうまい=モテる」への反骨精神(アンチテーゼ)から、ライブパフォーマンスやステージングの研究を始める。ライブ演出・ステージングのネタ、プロアーティストのワークショップなどで得たおもしろ練習法を発信しています。

おたべブログでは、アカペラが楽しくなるようなアイデアを発信しています。

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