【ブログ】コーラスが上手くハモるには息のスピード感がめっちゃ大事という話

こんにちは、メンバーの結婚式に向けてゴリゴリのバラードに挑戦中、おたべです。
前回の練習では、3時間みっちりバラードの練習をしました。メンバーの結婚式で歌う予定なので、しっかり想いが届くように模索しています。
今回のテーマは、息のスピード感
皆さんは意識されてるでしょうか?
息に”スピード感”なんてあるの?
日常生活の中で、自分の息のスピードについて意識することって、そう多くはないと思います。そもそも息にスピードなんてあるのでしょうか。
答えはYESです。
例えば、熱いものを冷ましたいときはどんな息をはきますか?きっと勢いよく「フーーーッ」という息だと思います。
反対に寒いときはどうでしょう。「はぁぁぁぁ」というゆっくりとした息をはきますよね。
吸うときだって「スッ!」と素早く吸うのと、「ふぅ~っ」とゆったり吸うのとでは、吸ってきた息が別物のように感じると思います。温かい日本茶の香りを嗅ぐときに「スッ!」なんて素早く吸わないですよね?大きくゆっくり吸い込むと思います。
これが僕のイメージする息のスピードの違い。
今回おたべの練習では、なつきの

コーラス、ハモってないね…
の一言から、コーラス2人の息を合わせる練習に時間を使いました。
息が合わないとハモって聞こえない
息のスピード感が違うと、音があっててもハモって聞こえません。同じフレーズを歌っていてもスピードが違う、勢いが違うと別のフレーズを歌っているように聞こえます。
どれくらいのスピードで歌うのが正解か、ではなく、メンバー同士のスピード感が揃えることが大切だと思います。
ゆっくり歌ってもらう
おたべの今回のケースでは、セカンドのなつきとサードのたっきーさんを比べると、たっきーさんのほうが早くて勢いが強い感じがしました。
なので、一度練習として「とにかくゆっくり吸ってもらってゆっくり歌う」を試しました。
決してテンポを落とすのではなくて、息のスピードを落とす歌い方。音量を下げるのではなく、一度に使う息の量を減らす歌い方を意識してもらいます。
コツは、吐くスピードより吸うスピードを意識すること。早く吸ってゆっくり吐くのは難しいので、息を吸う、いわゆるブレスの仕方で、歌のスピード感を調整してみてください。
やってみた感想
これ、やってみてもらったらわかると思うんですが、めちゃめちゃしんどい!そして、しんどいわりに歌った感がない!
大きな声で、自分が思うように歌ったほうが気持ちいいでしょう。歌った感はあって当然です。しんどいし、歌ってる感ないし、自分ではよくわからないしってなると、人はやる意味を感じなくなってやめちゃいます。
しかし、真のコーラス職人とは、自分の歌った感よりも皆でハモった感に幸せを感じるのです。
実際、スピード感を意識してもらっただけで、大分印象がかわりました。曲全体のイメージも見えてきた気がします。
たっきーさんも、しんどいしんどいとは言いつつ、もっとハモるという共通の目標のために頑張ってくれました!
次はスピード感のあるブレスになつきが挑戦してもらいたいと思います!
まとめ
今回は息のスピード感について練習してみました。
おたべって、おしゃべりタイムがめちゃめちゃ長い割に、ハモって聞こえるかどうかとか、歌詞がきちんと届くかどうかなど、あまり他のグループが重きをおかない細かいポイントにこだわって音楽と向き合っている気がします。
音だけじゃなくて、ステージ全部でお客さんに楽しんでもらいたい、感動してもらいたいんですよね。
それでは今日はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。
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