ニューヨーク旅行

【ネタバレ】Sleep No Moreの特殊エンディングを体験した…かも【ブロードウェイ体験レポート】

はじめまして、しげ(@psps0113)です。

 

先日はじめてのニューヨークで、ブロードウェイ「Sleep No More」を観てきました。

 

今回がはじめての観劇だったのですが、たぶんかなり特殊なエンディングを迎えることが出来たので、その時の様子をまとめたいと思います。

 

Sleep No Moreってどんな舞台?元作品は?については、この記事では一切触れません。完全にネタバレありの体験レポートです。

 

まだ観てない方はご注意いただくとともに、既にSleep No Moreを体験済みの方は

 

え!そんなエンディングあるの!?

 

的な楽しみ方をしていただけますと幸いです。

Sleep No More 1巡目

はじめての観劇だったので、ネットで見つけたアドバイスどおり、まずは特定のキャストをひたすら追いかけることに。

森の中の看護師?

はじめの部屋は森の迷路ような部屋で、看護婦二人が鏡のような動きを繰り返しているシーンでした。

 

初Sleep No Moreで、いきなり森は中々の恐怖。何がなんだかわからないし、もはや道なのかもわからない。

 

看護婦の二人は鏡の動きを繰り返した後、歩き出します。最終的に二人は離れ離れになったので、片方の看護婦にシフトしてついていくことに。その部屋での最後のイベントは、キャストさんに一人のゲストが指名され、小さな部屋の中に連れられていかれるというものでした。

 

中では何が起こっていたのだろう…

気がふれたマクベス夫人

諦めて前のアノニマスさんにくっついて階を移動していると、どこかの廊下のような場所で女性がフラフラと男性に近寄っては誘惑し、また離れては他の男性をまた誘惑し、というシーンに出会いました。

 

後にわかることになるのですが、おそらくこれがマクベス夫人だと思います。ちなみに僕はたまたま夫人に誘惑されました。超色っぽかったです。耳元で囁かれた言葉は全く聞き取れませんでしたが、本当に大人の色気でした。

 

その後の夫人は誘惑モードから一転。突然怒り狂って、男性のキャストともみ合いになり、結果的にその男性キャストを階段から突き落として殺してしまいます。

大広間での晩餐会

男性を殺したマクベス夫人は、そのまま大広間に移動します。そこはスローモーションで動く食事会のシーン。

 

どう見ても最後の晩餐でした。スローモーションの中で絡んでいる相手が、本当の関係を表している?など、なにか意味があるのでしょうか。

 

たぶん結構な人がこのシーンに出会うと思うので、重要なメッセージがあることは間違いない…と思うのですが。。

Sleep No More 2巡目

メイド×男性

その後は別の男性キャストを追いかけました。どうやらマクベスではない男性。どうやらマクダフ…でもない?キャラなようです。

 

色々な女性に絡んではいちゃつき、絡んではいちゃつきを繰り返し、最終的にメイドさんの部屋に行き着きます。

 

散々いちゃついたあと、二人は分かれるのですが、その後が衝撃と圧巻なので、ぜひこのシーンに出会ったら積極的に追いかけることをオススメします。

 

メイドさんが階を上がったかと思うと、突然何かを決意したような顔。からの、突然男性登場、ドア越しに首締めるメイド、逃げようとする男性、追いかけるメイド。とにかくその演技が凄まじく、迫力が凄すぎて息をするのも忘れるほど。

 

最後は男性は息絶えます。少なくとも僕にはそう見えました。

血を洗うマクベス

追いかける人を変えて階を変えて進んでいると、バスタブのある部屋にたどり着きました。まさにマクベスのワンシーンを彷彿とさせる部屋。

 

しばらくすると血まみれのマクベスが現れ、バスタブで血を洗います。王殺しの夜と推察。

 

その後、マクベスは着替えを済ませ、別の階へ移動しますが、夫人はバスタブを掃除してから、部屋を出ます。廊下をフラフラと歩きながら、道行く人を誘惑するマクベス夫人。

 

僕はここで、1巡目で見た廊下のシーンと繋がりました。

何かを墓場に埋める男性

僕はマクベス夫人が、その後最後の晩餐につながることがわかっていた(?)ので、別のキャストを探しに行きました。

 

たまたま出会ったのが、傘をさしながら墓場を歩く男性。何かをお墓に埋めたようですが、何かまではわかりませんでした。

 

埋め終わってからは、自分の部屋に戻った男性。ふと机の手紙に目をやると、なにやら不審そうな顔をします。そして、突然立ち上がり、隣の部屋に入るのですが、その先には…

Sleep No More 3巡目

殺り合う男女

そこには女性の死体?が。

 

おもむろに女性の体を入念に調べる男性。別の体験レポートを拝見すると、どうやらこの男性は仕立て屋らしく、もしかしたら服を作ろうとして、寸法を測っていたのかもしれません(僕にはこのタイミングでは、そうは見えなかったのですが…)

 

で、このあとどうなるんだろうと思ってみていると、なんと女性が生き返り、男性を襲いうのです。

 

超殺り合う二人。男性は部屋を飛び出し逃げますが、女性も追いかけます。スピードが早すぎて、きちんと追いきれなかったのですが、飛び出した先は廊下でした。そこで殺り合う二人を見失ってしまいました…

ストロボと3人?4人?の殺人現場

見失ったとはいえ、前を歩くアノニマスさんについていけば追いかけられるだろうと追いかけると、また別の階に。

 

そこはBARカウンターや、小さなテーブルとイスがある部屋で、男1・女2が楽しそうにお酒を飲んでいます。良かった、さっきの男女もテーブルに座っています。が、何故か一緒に笑っている…マジで超謎です、情緒不安定すぎる。。

 

そしてまた、このあとのシーンが本当に衝撃的で、トラウマになるかと思いました。

 

急にストロボがたかれ、3人が殺し合います。厳密には殺し合ってるのではなくて、女性が殺されている?途中もう一人、牛の頭に人間の体??悪魔?が出てきて、さらに男女を襲います。

 

最終、女性は殺され、近くには赤ちゃんの遺体が…実はこの中には妊婦のキャストがいたのです。マクベスの話から察するに、おそらくマクダフ夫人でしょう。

女性とマクベス夫人?

ここから徐々にエンディングに向かっていきます。

 

ストロボによる殺人シーンが終わると、どこからかマクベス夫人?が現れます。衣装が変わっていて、確かなことはわかりませんでしたが、たぶんそう…

 

夫人は殺し合いを演じた女性キャストをただただ見つめています。

 

女性キャストはBARカウンターで、一通り演舞したあとどこかへ行ってしまいます。その間もただ無表情でその様子を見つめるマクベス夫人。超怖かった。

 

夫人はその後、近くにあった小さなテーブルに腰掛けました。テーブルの上には、小さなドリンクが…

看護師?使用人?とマクベス夫人

夫人が座っていると、これまで全く出会わなかった女の子のキャストが現れました。いや、もしかしたらはじめに見た看護師かもしれません、もはや僕にはわからない。

 

とにかく使用人のような質素なかっこをしたキャストが手紙を持って婦人のもとを訪れます。

 

その女の子は婦人に手紙を渡しますが、夫人はそれを一瞥し破り捨てます。二人は主従関係があるのでしょうか、女の子は怯えているように見えました。

 

この時点で、彼女はマクベスに登場する「気がふれた夫人の寝言を聞いてすべてを察する使用人」ではないかと思いました。が、もちろん真実は不明。

 

夫人に言われるがまま、服をはだけさせたり、ドリンクを口にする女の子。ふとネックレスに目をやり、表情が一変します。ハッとした女の子に夫人は不気味に笑いかけ、その後は別室に入っていきました。

 

このとき、誰もその部屋に入れないよう案内されたので、アノニマスたちは散り散りに別のキャストを追いかけていきました。僕はひたすら使用人の女の子を追いかけます。

そして、エンディングへ

ここからは僕の推測も交じっています。やはり、この子はおそらくマクベスに登場する「王殺しを察する使用人

 

何故かはわかりませんが、夫人のネックレスを見てすべてを察したのでしょう。夫人がマクベスにけしかけ、王殺しをはたらいたこと、マクダフ夫人殺しも彼女の指示だったこと。。

 

それらすべてを抱え、女の子は部屋を後にします。

 

この時点で彼女を追いかけているのは僕一人でした。

 

彼女を追いかけ続けると大広間に出ます。最後の晩餐があった部屋でしょうか。この時点で、位置関係は完全に見失っているのでわかりませんが、僕らはそれを二階から見下ろしています。

 

会場は暗く、二階から大広間を見下ろすアノニマスは大勢いるものの、彼女の存在に気づいている人はいません。

 

それもそのはず、大広間では今まさに首吊りによる殺人が行われようとしていたからです。

 

彼女は僕の手を取り、僕を殺しの現場に向けさせました。嫌でも殺しが目に入るように。しかし、彼女の両手は僕の肩に乗せられています。

 

縄が首をかけられ、男性がゆっくりと殺しの準備を整えます。男性キャストが動くたびに、僕の肩に置かれた手にはぎゅっと力がこめられます。全く顔も何も見てないけれど、その手から彼女の緊張が伝わる迫真の演技。

 

最後のシーンに至るまで、僕は鳥肌が止まりませんでした。彼女はきっと、すべての真実を知りながら、最後の殺しのシーンをどのアノニマスにも知られずに、まさに人知れず傍観するキャストだったんだと思います。

終わりに

最後のシーンが終わると、彼女は僕の手を取り走り出しました。

 

まだ舞台が終わったことに気づいていない僕は、何がなんだか全くわからず、ただキャストさんに恋人つなぎをされて、時折ふり返って見せてくれる笑顔にときめきながら、ヘラヘラとついていくことしかできません笑

 

ふと気づいたときには、JAZZライブが行われるロビーにいて、女の子に壁ドンされてました。そして、仮面を剥がされ、ほっぺにキス!!!!

 

僕はあまりの出来事に、しばらく動くことができませんでした。

 

*****

長くなってしまいましたが、僕が体験したSleep No Moreは以上です。細かいところや、話の流れをきちんと覚えきれてないところは割愛させていただきました。

 

例えば、大広間でのダンスパーティーのシーン。実はあのあと誰も追わずにそこに残っていると、一人だけ女性が残っており、毒殺されるのです。。一説では、このシーンがすべてのはじまり?らしいですね。何が本当かは誰にもわかりません。

 

本当に底がしれない舞台で感動しました。使用人エンドという特殊エンディングを迎えてしまったので、このままにしておいたほうが良い思い出になるかもしれないとも思っていますが笑 ぜひ!またニューヨークに来て、リピートしたいと思います。

 

ぜひ皆さんの体験もDMなどで聞かせてください!答え合わせしましょう!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
しげ(ボーカルパーカッション)
学生時代からアカペラサークルで活動し、ライブ企画やイベントスタッフを経験。「歌がうまい=モテる」への反骨精神(アンチテーゼ)から、ライブパフォーマンスやステージングの研究を始める。ライブ演出・ステージングのネタ、プロアーティストのワークショップなどで得たおもしろ練習法を発信しています。