【今さら聞けない】ブロードウェイとは?ニューヨークのどこに行けば見れるの?

はじめまして、アカペラブロガーしげです。
先日、新婚旅行で初めてニューヨークに行き、ブロードウェイのミュージカルを3本見てきました。
そのときブロードウェイについて色々調べたので、記事としてまとめたいと思います。
目次
この記事で書いてあること
- ブロードウェイは、ミュージカル界の頂点
- ニューヨークの街中には、ミュージカル劇場(シアター)がたくさんあり、場所によって演目が異なる
- ブロードウェイは勝ち抜き戦。突然終演も普通に起こるので、当日まだ演っているかは要チェック
- チケット購入は、窓口かネットでOK!おすすめは”Today tix”
ブロードウェイは、いわゆるミュージカルや舞台
ブロードウェイといえば、ミュージカルの最高峰。僕らはブロードウェイのミュージカルが見たくて、ニューヨークにいきました。
厳密には、ブロードウェイという言葉自体は、ミュージカルのことを指すのではなく、ニューヨークにある大通りのことを指すようです。
が、そんな細かいことは気にしなくてよく、ブロードウェイといえば、ミュージカル界のトップと思ってください。
「ライオンキング」「オペラ座の怪人」「WICKED」などは、ブロードウェイの中でもトップクラスのミュージカルです。
ニューヨークの街中には、ミュージカル劇場(シアター)がたくさんある
日本でミュージカルを観ようと思ったら、四季劇場やコンサートホールなどに行きますよね。
ブロードウェイは少し違っていて、一箇所の劇場で色々な演目をやっているわけではなく、
この劇場は「オペラ座の怪人」、こっちの劇場では「WICKED」と言ったように、ニューヨークの街中に専用劇場があちこちにあります。

街中に現れる劇場(シアター)の数々


2019年2月現在、ニューヨークで最もチケットが取れないミュージカルと言われている”ハミルトン”の劇場看板
窓口もおしゃれでした

多くの劇場は”タイムズスクエア”の近くにありますが、ものによっては少し離れた場所にある場合もあります。
ブロードウェイを観たいと思ったら、演目と一緒に劇場の場所も調べましょう。
こちらのサイトで劇場の場所や人気の公演を調べることができますので、参考にしてみてください。

2020年5月 追記
なんとハミルトンの映画版が、ディズニー+で配信されることになりました!!
2020年7月からとのことですが、これはとても楽しみです!本当におしゃれでかっこいいので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
オリジナルキャスト収録のサウンドトラックもAmazonで購入できます。
ブロードウェイは勝ち抜き戦!演目は時期によって違う
ブロードウェイは、勝ち抜き戦です。人気の公演は長く続くし、人気がなければ打ち切られます。
「ライオンキング」や「オペラ座の怪人」が驚異のロングラン!と言われ評価されているのは、勝ち抜き戦のブロードウェイの歴史の中で、今なお勝ち続けているからです。
オペラ座の怪人は1988年から、ライオンキングは1997年から続くブロードウェイの中でも絶対王者。
かの有名なレ・ミゼラブルでさえ、1987年に初演を迎えた後、2003年には終演となっています(もちろん、映画化されたり日本でもリメイクされた超名作であることに代わりはないのですが)
たくさんの賞をとった演目でさえ、平気で打ち切られます。興行収入や人気だけが打ち切りの基準ではないようです。
それだけ過酷な環境なので、観たい演目がある場合は、旅行当日にまだ公演が続いているか事前に確認しましょう。
チケット購入はネットでもOK
チケットの購入方法はいくつかのパターンがあります。
- 公式サイト
- Todays tix
- 劇場窓口
一番のオススメは、Today tixを利用する方法です。
Today tixとは、ブロードウェイのチケットをディスカウント価格(ちょっと安い)で予約できるwebサイト。今はアプリもあります。30日前からディスカウント価格(ちょっと安い)で買えるので、非常におすすめです。
チケット購入については「【初心者向け】ブロードウェイ・ミュージカルのおすすめの楽しみ方」でも詳しく解説しています。

ブロードウェイ豆知識
ブロードウェイは2種類ある
ブロードウェイには、”オンブロードウェイ”と”オフブロードウェイ”の2種類があります。我々がブロードウェイと聞いて思い浮かべるのは、ほとんどがオンブロードウェイなようです。
オンブロードウェイは座席数が多く、大きな会場で演じられます。
一方、オフブロードウェイは、劇場は小さく、代わりに挑戦的な演目があるのが特徴です。
オンブロードウェイとオフブロードウェイは、決してレベルの高い低いではありません。どちらもレベルは高いです。
公式サイトや体験レポートなどを使って、演目の特徴や内容を調べた上で選ぶのがいいと思います。
ブロードウェイは予習が必須
ブロードウェイを楽しむためには予習が必須です。
英語がわからない人は、その状態で英語を2時間以上聞くことになるので、作品のあらすじや背景が頭に入っていないと置いていかれますし、普通に超眠たいです(※経験者は語る)
英語がわかる人でも、必ず予習していってください。ブロードウェイは現地の文化や宗教観など、我々日本人が普段触れないことも、教養として当たり前に知っている前提で話が作られています。
僕は、”WICKED”を予習なしで見たのですが、英語がイマイチ聞き取れない(ストーリーはわかったけど…)ことに加え、前提にある”オズの魔法使い”のお話や登場人物などがわからず、何故周りがこんなに興奮しているのかわからない…という、とても寂しい思いをしました。
「〇〇(演目名) ネタバレ」で検索するなど、予習のコツをこちらのページにまとめていますので、よければ参考にしてください。

終わりに
劇場がそこかしこにあることや、オフブロードウェイの存在も今回の旅で始めて知りました。
最後に僕が観たブロードウェイの中で、一番おすすめだったものを紹介します。イマーシブシアターと呼ばれる新感覚体験型ミュージカル「Sleep No More」です。
Sleep No Moreは、タイムズスクエアから少し離れたところにある廃ホテルが会場です。
シェイクスピアの「マクベス」とヒッチコック作「レベッカ」という二つの作品がもとになっている作品で、ブロードウェイでありながらミュージカルではなく、セリフも一切ありません。コンテンポラリーダンスだけで話が進んでいきます。
王道のブロードウェイとは異なりますが、本当にオススメです。この記事をご覧になっている今でも、もしまだ公演が続いていたら見に行ってみてください。

もし他にも気になることがあれば、TwitterのDMなどでご連絡いただければ、わかる範囲でお答えさせていただきます。
皆さんもぜひ一度ブロードウェイのミュージカルを体験してみてください!
ちなみに、僕ら夫婦が実際に泊まったデザイナーズホテルのレビューもあります。ブロードウェイの近くにあるホテルもあるので、よければ参考にしてみてください!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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- ブロードウェイのチケットの取り方など、楽しみ方をもう少し詳しく知りたい

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